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退職代行で私物・貸与物はどうなる?回収と返却の手順

更新: 2026-07-11 / やめてもいい編集部

退職代行を使う場合、社員証やPCなどの「貸与物」は郵送で返却し、デスクに残した「私物」も郵送で送ってもらうよう依頼できるのが基本です。出社して同僚や上司と顔を合わせる必要はほとんどありません。この記事では、貸与物のチェックリストと返却の手順、私物回収の依頼方法まで具体的に整理します。

結論:私物も貸与物も、出社せず郵送でやり取りできる

退職代行を利用する大きなメリットの一つは、出社せずに退職に関わるやり取りを完結できる点です。会社から借りていた「貸与物」は、退職日までに郵送で返却するのが基本的な流れです。逆に、デスクやロッカーに残してきた「私物」も、多くの場合は会社側から着払いなどで郵送してもらう形で回収できます。どちらも対面でのやり取りは前提とされておらず、荷物の受け渡しのために出社を求められることは通常ありません。ただし、会社の規模や就業規則によって対応は異なるため、担当者との打合せで具体的な方法を確認しておくと安心です。

「顔を合わせずに済ませたいから退職代行を使ったのに、結局荷物のやり取りで出社することになった」という事態は避けたいところです。申込み時点で「私物・貸与物はすべて郵送でやり取りしたい」という希望をはっきり伝えておくと、担当者もその前提で会社との調整を進めやすくなります。

会社に返す「貸与物」の代表的なチェックリスト

退職前に、次のような貸与物が手元にないか確認しておきましょう。返却漏れがあると、退職後に会社から連絡が来る原因になります。

健康保険証は、退職後は速やかに返却を求められるのが一般的です。会社の指示に従って早めに返送しておくと、その後の保険切り替え手続きもスムーズに進みます。

貸与物を返却するときの手順と梱包の注意点

  1. 手元にある貸与物をリストアップし、担当者との打合せで会社への申告内容と照らし合わせる
  2. 会社から指定された返却先住所・返却期限を確認する
  3. 破損しやすい物(パソコンなど)は緩衝材で保護し、箱にまとめて梱包する
  4. 送り状に「退職に伴う貸与物一式」など内容が分かる形で明記する
  5. 追跡できる発送方法を選び、伝票の控えを手元に残しておく

梱包の際は、返却物と私物を混在させないよう分けておくと、会社側の確認もスムーズになります。発送前に中身を写真で記録しておくと、万が一の行き違いがあった場合の記録にもなります。指定された期限までに返却が間に合わない事情がある場合は、無理に自力で対応しようとせず、担当者を通じて会社に事情を伝えてもらうと調整しやすくなります。

会社に残した「私物」を回収する方法

デスクやロッカーに私物を残したまま退職代行を使う人も少なくありません。多くの場合、担当者との打合せで「私物を郵送してほしい」という希望を伝えれば、会社側に依頼してもらえます。会社に「私物を送ってほしい」という意向を伝えること自体は、民間業者を含むどの類型でも対応できる範囲です。ただし、会社がなかなか応じない、送付方法でもめるといった状況で実際に交渉が必要になった場合、対応できるのは労働組合提携型・弁護士型に限られます。私物の量が多い、思い入れのある物がある場合は、その点も踏まえて業者を選ぶとよいでしょう。

私物の量が少ない、あるいはすでに気持ちの整理がついている場合は、「処分してもらって構わない」という廃棄同意を伝える選択肢もあります。この場合は郵送の手間自体が発生しないため、双方にとって手続きが簡単になります。逆に、思い出の品や高価な私物がある場合は、あらかじめ品目をリストにして担当者に共有しておくと、会社側とのやり取りで抜け漏れが起きにくくなります。

発送方法とトラブル防止(追跡できる方法を選ぶ)

貸与物・私物のどちらを送る場合も、荷物が届いたかどうかを確認できる発送方法を選んでおくと安心です。普通郵便ではなく、追跡番号が発行される宅配便や簡易書留・レターパックなどを利用すれば、行き違いが起きたときにも状況を確認しやすくなります。特に健康保険証やパソコンなど重要度の高い物は、追跡・補償のある方法で送るとトラブルを避けやすくなります。到着後は、会社側から受領の連絡をもらえるよう、担当者を通じて依頼しておくとより確実です。万が一荷物が届いていないと会社から連絡があった場合も、追跡番号があればすぐに配送状況を確認でき、身に覚えのないトラブルに発展するのを防げます。

退職代行を使う場合、私物・貸与物のやり取りは誰が窓口になるか

退職代行を利用する場合、会社とのやり取りの窓口は基本的に担当者(業者)になります。返却先の住所や期限、私物の送付方法などは、打合せの段階で担当者に伝えておけば、本人が直接会社とやり取りする必要はありません。民間業者の場合はあくまで「意思を伝える」範囲にとどまるため、会社の対応が遅い・条件面でもめるといった場合は、労働組合提携型や弁護士型を検討する余地があります。当日の全体的な流れは退職代行を使った当日の流れ、会社から本人へ直接連絡が来た場合の対応は退職代行と会社からの電話への対処法、退職後にやるべき公的手続きは退職後の手続き一覧で確認できます。

労働組合提携型なら、私物・貸与物の受け渡しで会社が応じない場合も窓口を一本化して対応できます。

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よくある質問

退職代行を使う場合、会社に出社して私物を取りに行く必要はありますか?
基本的に不要です。会社に郵送で送ってもらうよう依頼するのが一般的な流れです。
貸与物はどうやって返却すればいいですか?
梱包して会社の指定先に郵送するのが基本です。追跡できる発送方法を選ぶと安心です。
会社が私物の郵送になかなか応じてくれない場合は?
会社との交渉が必要になる場合、対応できるのは労働組合提携型・弁護士型に限られます。
私物を取りに行くのが面倒な場合はどうすればいいですか?
処分してもらって構わないという廃棄同意を伝える選択肢もあります。